褥瘡について
褥瘡とは、通称「床ずれ」と言われているもので、身体の一部分に長時間の圧力がかかり、圧迫されている部分の血液の流れが悪くなって、筋肉や皮膚が傷ついたり壊死することです。寝たきりの方や、皮膚が弱い方、基礎疾患(心不全、骨折、糖尿病、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、悪性腫瘍など)のある方には褥瘡が起こりやすく、また治りにくいので注意が必要です。放置した場合には、感染創となり命に関わることがあります。
褥瘡の治療について
当院では褥瘡対策チームを設置しており、褥瘡の治療に力を入れています。外科常勤医のほか、看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師、検査技師など
前述のとおり、基礎疾患のある方の褥瘡に対しては、まず基礎疾患の治療もしっかりと行いながら、褥瘡の改善に必要な塗り薬や貼り薬、飲み薬など状況に応じて使い分けています。褥瘡部分の壊死した組織を切除する手術(デブリドメン)が必要な患者さんもいます。複数の基礎疾患や合併症のある方が多いので、数か月あるいは数年の治療期間を要する場合があります。褥瘡について受診を希望する際は、外科に受付をお願い致します。
お問い合わせ方法
当院地域連携室にお問い合わせください。
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